2010年10月19日火曜日

初ペアリングウォッチング


ホームにペアリングを見に行ってきました。今まで,何度も行こうとしたのですが,今回が初めてのペアリングウォッチングです。

 毎年,何処に居たんだというくらい,たくさんのアマゴが見られ,しかも,40cm近い大アマゴも見ることができるそうです。しかし,今年は時期が合わなかったのと,やはり魚が少ないとのことで期待通りにはいきませんでした。

 いくつかのペアリングを見た後,ようやく30cmくらいのアマゴが2匹,サメのように背びれを立て,戦っているのか戯れているのか,大淵の中を優々と泳ぎ回る様子をじっくり堪能することができました。






 来シーズンも,たくさんのアマゴが元気な姿を見せてくれることを祈るばかりです。







2010年10月2日土曜日

行くシーズン


 今季最後の釣行に行ってきました。日曜のお昼頃,山ちゃんとホームに到着,鬼組の皆さんや久しぶりに会うK分さん,F原さんとバカ話を楽しんだ後,少し早めの2時頃から入渓しました。

久しぶりに釣りにきたK分さんとF原さん

 K分さんとF原さん,山ちゃんと入渓しましたが,まだ少し時合いが早いようなので,皆に先に釣り上がってもらって,自分は時間をつぶしながらゆっくり釣り上がりました。

 途中から雨も振り出し,時合いも良くなってきたのですが,結局釣果の方は26cmの雄アマゴ1つとちびアマゴ4つ,イワナ1つのみでした。

すでに,婚姻色が出て色づいています

 2日目は,夜通し雨が降り続きましたが,川には濁りも無く晴天の中,山ちゃんと二人で貸し切り状態。行くシーズンを思いきり堪能しました。




 午前中は途中竿をしまってガイドに専念し,山ちゃんに釣ってもらいました。そして,夕間詰めは午前中に掛けることのできなかった大物を狙いに行きました。

 その魚は,大岩の横に張り付いてポイントに毛鉤を入れると毛鉤を見に来ますが寸での所で見切り引き返して行きます。流し方を変え,立ち位置を変え,毛鉤を変えたりする度に出ますが,毛鉤を喰いません。

 午前中,山ちゃんが竿を出して,自分が竿を出さなかったポイントを釣りながら,暗くなるまで時間をつぶしました。この辺りは一級ポイントが連続していて実績のある地帯なのですが,今シーズンは,魚が薄く今まであまり竿を出さなかった所です。しかし,この時は一級ポイントには当然のように,いい魚が入っていましたが掛けきれませんでした。毛鉤には出るのですが,乗らず,見切っている感じで,最後には毛鉤を射つと嫌がって反対側に大きな魚体を翻して飛び跳ねる始末・・・・お手上げでした。
 その後,23cmのアマゴを一つ掛け,とっておいたポイントに移動,そして今シーズンのラストキャスト!

・・・・空振りに終わりました。


 残念な最終釣行となりましたが,この日,山ちゃんはイワナまじりで10匹の釣果,そして自分にも大きな収穫がありました。それは,今まであまり人にアドバイスをして,その人がその通りにやって魚がかかるということがあまりなかったのですが,(アドバイス自体することができませんでした)今回,それができたことは大きな収穫です。以前,F原さんに言われたことがあります。「釣りの腕が上がるときには,キャスティングだけでなく,ポイントの見方やアプローチ,竿やラインの操作の仕方,毛鉤の流し方,全てのレベルが同時に上がる」と。いわれた時は何のことやらさっぱり分からず,「そんなものか」ぐらいでいたのですが,ようやくその意味が分かった気がしました。自分で釣るだけでなく,人の釣りを見て人に教え,確実に魚がかかることで,今までの自分とは変わったことが実感できました。

 
 結局今シーズンは,尺アマゴを掛けそびれました。状況が悪いといってもチャンスはありました。食い気があるのに毛鉤を見切る手強い魚,これをどう掛けるかという課題も得ることができました。まだまだ修行不足,オフシーズンは来シーズンに向けて管釣りで修行します。