2011年5月23日月曜日

岩魚日和


 土曜日の午後からホームに行ってきました。

 本流は先週の大雨と雪しろの影響で,水が高く濁りがとれません。比較的濁りの少ない本流の上流部を釣りましたが,釣果は岩魚1尾のみ。水が冷たく活性が低いのか,それ以外の魚の反応は皆無でした。

 夕方,温泉小屋に着くと師匠夫妻とオガちゃん,カバちゃんが丁度,宴会を始めたところ。自分も加えていただき,ヤンヤ,ヤンヤと川の状況やテンカラ談義。
 今,疑問に思っていることをあれやこれやと師匠に尋ね,夜中まで話はつきません。一緒に釣りはできませんでしたが,話を聞くだけでも勉強になりました。

 翌日は,11時頃から雨の中カバちゃんと二人で,濁りの少ない本谷に入りました。「雨だったら俺はやらん」と言っていたのに,カバちゃんは嫌な顔もせず,やる気満々の自分に付合ってくれました。

土砂降りの雨の中,自分の我侭に付合ってくれたカバちゃん。 ありがとう

 雪しろの影響はほとんどないものの,前日の夏日とは打って変わり,激しい雨。気温も低く,おまけに水量も多いので厳しい釣行となりました。やはり魚の活性は低く,水面を流れる毛鉤には反応しません。


 そこで,前日の師匠の話を思い出し,沈める釣りをすることに・・・。


 #4の毛鉤に替え,流れの筋や岩盤の際に丁寧に毛鉤を送り込みました。毛鉤が吸い込まれ,流れの筋を糸に重みを感じながら流し,糸がフッと止まったりグーッと引き込まれたり,喰ったと感じた瞬間にキュッと合わせる。するとグググーッと魚の重みが竿に伝わってきます。


おもしろい!いつの間にか時間の経つのも忘れ夢中になっていました。


#4の毛鉤をガッチリとくわえています

の位置に毛鉤を入れ,沈むのを待って流れの筋に糸を付け岩盤に添って流し,×で魚信が!





 岩魚日和でしたが,この釣り方で5尾を掛け,久しぶりに沈める釣りのおもしろさを味わうことができました。








2011年5月9日月曜日

新緑の谷



 立夏も過ぎ,すっかり初夏の様相で山は新緑に包まれ輝いていました。新緑の中,気持ちの良い釣りができると思ったのですが・・・・。
前回よりも水量は減っていましたが,濁りがあり強い風と水面に落ちた落ち葉などのゴミに苦戦しました。ゴミを嫌ってか魚の反応がまるでなく,2回しか毛鉤に反応しませんでした。





 釣り上がるにつれ濁りが強くなり気持ちがなえたので,夕間詰めを諦めて竿を納めました。







2011年5月4日水曜日

神々の住む川

 神様の湯治場の伝説がある谷だけに,あちこちに小さな鳥居や神社があります。厳しい環境の中で自然を恐れ敬い,共存してきた人々の歴史が感じられます。


 今日はGWだというのに,河原には人もおらず静かな日でした。谷にはヤマブキの黄色い花が咲き,いよいよテンカラシーズンの到来です。


 今シーズン3度目の釣行ですが,前2回ともボーズはまのがれているものの魚影は薄く,去年の豪雨から回復できていないようです。今日は水も高く厳しい釣行になりました。


 そんな中,淵の流れ込みで浮いている魚を発見。一発で掛けることができました。

25cm雌

 その後,夕間詰めになんとか2匹を追加して終了しました
27cm雌
22cm雌