2008年9月21日日曜日

続2本の尺アマゴ


 昨日は午前中仕事だったので午後から夕間詰めだけの釣行。
職場から近い長良にするかホームグラウンドにするか決めかねていた。
前日の台風の影響が心配だったがインターネット(国土交通省 【川の防災情報】 地域選択 (中部地方)で調べてみた。
長良はほとんど雨が降っておらず、ホームグラウンドは結構降ったようであった。
う〜ん、悩む。
前回は、渇水気味のホームを諦め山ちゃんと長良の支流に行った。28㎝のアマゴを掛けたがどうも魚が痩せていてこの時期の魚にしては満足できなかった。
やはりホームの筋肉質のついアマゴを釣りたい。
そこで、ホームの谷に住まわれるNさんに川の状況を尋ねてみると、水嵩は渇水していたため平常値に戻ったくらい、色は餌釣ならできるかなと言うくらいの濁りであった。
ラッキー!水が出れば魚が動く、色がついていれば他のテンカラ師はたいがい諦めるし、でかい魚が出やすくなる。
即、ホームに向かった。深夜なら2時間で着くのだが日中はやはり3時間かかってしまった。でも良い時間だ。現場到着15:30、辺りに車はなく人の入った気配もない。予想通りの水量、色、文句なし。
 はやる気持ちを抑えながらいつもの場所から入渓、しばらくつり上がるがいつも着いているところから魚が出ない。濁りが有るので瀬脇の緩いところ、岩盤の際を丁寧に流す。出るぞ、出るぞ・・・出ナ〜イッ。
でも、こんな時は絶対大物が釣れるんです。しばらくすると大淵の岩盤の脇から流心に向かって#6の毛鉤を流すと白っぽい大きな影がぬ〜っと毛鉤を追った。食わない。食わナ〜イッ。毛鉤のサイズをおとして#10を流してみたが・・・・・・出ナ〜イッ。(もういいか)
この淵は以前はたくさん魚がいたが砂で埋まってしまったため今年は全然だめだったポイントだが、その後瀬脇から芯に向けて何度か流すと魚が出始めた。まあまあのサイズのも出たが結局20㎝足らずのチビが一匹だけであった。
やはり魚はいている。絶対釣れる、大物が。確信と期待を胸に次のポイントへ。
 陽が山陰に隠れ辺りは薄暗くなってきた。左岸側に大きな岩盤が有り大きくV字に切れ込んだ岩盤が小さな淵を作っている1級ポイントだ。ここには尺が着くと師匠に教えてもらったが未だに見たことがなかった。
慎重にまずは手前の岩盤の際からそして、淵に流れ込む流れの脇へ。メインのV字の淵を攻める前に丁寧に手前から毛鉤を射っていった。少しずらして2投目を射ち、流れに漂わせ毛鉤を引こうかと思った瞬間、大きな魚体が水面直下でゆっくり毛鉤をくわえ水面を割って反転した、と同時に竿にずしんという重みが伝わり竿は満月にしなっていた。前々回のホーム釣行で大物をばらしているので慎重にやり取りをし、流心に入り込まれないように魚をいなし、なんとか岸に引きづり上げた。無事取り込みに成功。
一人で「やった!大きい、尺あるぞ。」と言いながら計測してみると32㎝あった。体高があり、筋肉質で厳つい顔に大きな鰭、やはりこの川のアマゴは最高だ。鉤はがっぷり舌の奥に掛かっていた。あの出方、そして鉤の掛かり具合からすると、何の疑いもなく安心して食ったに違いない。前回師匠に付いてもらった時にアプローチの悪さを指摘された。多分この指摘がなければ濁りがあるからと、いきなりメインのポイントに毛鉤を射っていたに違いない。そうしたらこの魚は掛けることができなかった。当然条件もあるがアプローチに気をつければ未熟な自分にも簡単に尺が掛けられる。難しい流れにいた訳でもなく、難しいキャスティングだった訳でもない。本当に簡単に釣れた。師匠に感謝
これで満足して納竿しても良かったのだが、まだ釣れる気がした。それから大岩の後ろの緩いところを中心に釣上がった。しかし、いいサイズの魚が出るのに掛けられず、時間的にも最後のポイントに着いてしまった。
 ここは川の真ん中に大岩のあるポイントで、2年前には尺を今年は29㎝を掛けていて特に今年はここには魚が多く期待がもてた。何時ものように大岩の上から岩の間の流れを流すと、流れの底から2〜3匹魚が浮いてきて、そのうちの一番大きいのが毛鉤を食った。しかし、大岩のすぐ横(足下)で食ったため、合わせを入れることができずあたふたしていたが、テンションが掛かっていなかったのが幸いして、#10の鉤を飲み込むくらいガップリ食っていた。最後は弛んだ糸を手で引き大岩を滑り降り(滑り落ち)浅瀬まで引張っていき、ようやく取り込んだ。何とも無様な取り込みになったが30.5㎝の婚姻色の出た立派な雄アマゴだった。2匹とも舌の奥に鉤が掛かっていたが流血することもなく外すことができ、撮影後、元気に元の流れに帰っていた。
 当にラッキーな釣行だった。振り返ってみると、掛けた尺2本は本当に簡単に掛けることができた。何匹か掛けたチビアマゴの方が釣るのが難しかった。そして、いいサイズのアマゴが何匹も出たのに掛けられなかったことが自分には引っかかる。アプローチ、立ち位置、毛鉤を射つ場所、タイミングそれらがもっと見えていれば釣ることができたに違いない。師匠ならきっと全部掛けていただろう。いや自分が出せなかった魚も掛けていただろう。めったにない好条件の日に自分の未熟さを痛感した1日だった。

*上の写真は昨年同ポイントで師匠が釣り方を教えてくれたときのもの



2 件のコメント:

花立毛鈎工房 さんのコメント...

 祝 ブログ開設! 
 そして、祝 1日に尺2本!
 ブログの看板が素敵ですね。さすがスペシャリスト。 シーズンもあとわずかですが、オフの間を使って、今年の釣果をアップしてください。期待してます。

yo-zo さんのコメント...

ブログ開設おめでとうございます!
早速 おじゃまです。

しかし・・・
どこに売っていたんですか、あんなデカイヤツ(笑)。

さすがはアルカイダさんです。
ス・テ・キ です。