2008年9月29日月曜日

納竿


 29cmスレで掛かった雄アマゴ  

 27cmの綺麗な雌アマゴ 下流域のせいか婚姻色が出ていない
 (今回は携帯で撮った写真のため画質が悪い)

 今期もいよいよ納竿。9月最後の週末に師匠を始め皆集まるというのに、自分は土曜日は仕事で、しかも夜はその仕事の打ち上げ、「今日は、飲まなくてもいいですか?」と尋ねてみたが当然、答えはNO。やけくそにがんがん飲んで二日酔い。
しかし、どうしても諦めきれず、ようやく酒が抜けた11時頃になって、いざホームへ出発。
途中で帰路の山ちゃんと遭遇。早速情報を聞く。昨日は工事で川が濁り、まるで釣りにならなかったらしい。そして、今日は日曜日だからか工事もなく濁りはとれて、型は小さいが10以上掛けたと嬉しそうな山ちゃんだった。(良かったね山ちゃん、また来シーズンもよろしくね)
今日はみんなが釣った後だし、人も多いだろうから、あまり期待はできない。予報では明日は朝から雨、工事がなければ期待は持てる。まあ、ここまで来たんだからやるしかない。山ちゃんに別れを告げ再び出発!
 
途中下流部で竿を出すが全然だめ。15時過ぎにいつものポイントから入渓。
水はクリアで魚の出も悪くないが、やはり型が小さく20cm前後。こんなもんかなと諦め気分で、前回掛けきれなかった大物がいたポイントへ。
一投目、岩盤の一番奥へ・・・・出ナ〜イツ。
いつまでもいるわけないかと思いつつ、二投目、少し手前の一番深くなっているところへ・・・・出た!いいサイズだ。魚が潜ったところでゆっくり合わせを入れた。乗った!竿を寝かし手前に寄せようと思うがなかなか寄らない。なんか変だぞ、とよく見ると水から尾が出ている。

スレだ!バレては大変。

いくつか流れを下りようやく岸にヅリ上げてみると#10の毛鉤が尾びれの付け根に貫通していた。ちょっとがっかりしたが一匹は一匹と自分を納得させ記念撮影。29cmの立派な雄アマゴだった。できるだけダメージがないように鉤を外し、緩い流れに離すと元気に泳いで行った。
その後、25cmのイワナ、いつもの最終ポイントで25cmの雄アマゴを一匹ずつかけて終了。
 

 翌朝6時起床。予報通り小雨が降っていた。いつものポイントへ向かうと、既に餌釣りが一人入っていた。仕方がないので昨日脱渓したポイントから入渓。水はクリア。釣り始めると車が一台上流に向かった。クソと思ったが、焦ってもしょうがない。「平常心、平常心。」(師匠が出ていたNHKの「日本の釣り」で師匠に釣りを教わる中村勘太郎が言っていたっけ。)そのままつり上がるが、やはり型は20cm前後。しばらく行くと、先程の車の主の餌釣り2人組がいたので、そこで終了。

 修行の足らない自分はこのまま納竿することができず、前々回悔しい思いをした下流のポイントへ。失敗した時と立ち位置を変えて再チャレンジ。同じところを流しても魚は出ず、流心の筋に#6の毛鉤を入れて誘いながら流すと、魚が底から浮いてきた。数投目でようやくヒット!すぐに竿を寝かし取り込み成功。27cm雌アマゴ。色白の綺麗な魚だった。

 しかし、まだ納竿できずもう一度、今度は隣の筋へ。さっきのより幅広の魚体が毛鉤を追うが食わしきれず、毛鉤を変えたり立ち位置を変えたり、いろいろ試みたが結局流れの底に消えてしまった。いよいよ納竿と思いながら、その上の淵の流心の脇に毛鉤を射った。とガバッと水面が割れでかい魚体が姿を現し毛鉤をくわえた。とっさに合わせを入れたため、ズシンという感触を残してすっぽりと#6の毛鉤が抜けてしまった。合わせが早かったのだ。またしても悔しい魚をつくり今シーズンが終わった。

「くやしいです!」

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

やっぱり夕マズメに出たかぁ~!
くやしいぃ~~~~!!!
出そうな雰囲気もりもりだったもんなぁ~。


あれ? 今日休みなの?